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ミニミニお灸講座

痔にはいぼ痔、切れ痔、痔瘻の3種類があります。

いぼ痔

肛門周囲の静脈がうっ血して血管が膨らんでいぼのようになり、肛門周囲に飛び出してくるもので、傷が無ければ鈍痛を感じ、排便などで傷が付くと痛みと共に結構大量の出血をすることがあります。

座業が多かったり、寒い中での立ち仕事が続くと起こりやすく、米沢なら除雪作業はハイリスクになります。また、辛いものを食べたり、大酒をのんでも悪化することがあります。

いずれも骨盤内のうっ血が原因です。治療は骨盤内の血流改善になります。

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  1. 下りょう/白環兪(はっかんゆ)尾骨(しっぽの骨)の付け根で仙骨の上か外側の縁あたり
  2. 風市(ふうし)/伏兎(ふくと)直立して腕を体側に付け中指が止まったところとその少し前
  3. 委中(いちゅう)膝の裏で一番くぼむところ
  4. 三陰交(さんいんこう)内くるぶしの上指4本分 すねの骨の後縁
  5. 孔最(こうさい)手首と肘の間を10等分して肘から下がること3分 親指側

痔に対するお灸の効果は結構劇的で、押してみて強い圧痛が出ているところを選んでお灸をすえます。  孔最付近にぐりぐりとしたしこりが出来て圧痛が強ければ、重ねて何壮もすえているとずきずきとした肛門の痛みが取れてくるものです。1週間すえてみてください。

切れ痔

固い便を出すときに肛門が裂けて起こるので、まずは裂けた傷の修復が必要になります。

  1. 排便ごとにウォシュレットで洗う
  2. 寝る前に痔用の座薬を入れて傷口を保護し、傷の治りを促す
  3. 下剤を上手に使い軟らかい便が出るようにする
  4. 便秘対策(運動、食事、薬)を講じる
    お灸は痛みを減らしたり傷の修復を促す効果が期待できます。ツボはいぼ痔と同じです。

 

痔瘻

肛門の中で感染が起こり、溜まった膿が外に出てくるものなので、専門医にお願いするしかありません。

 

◆ミニミニお灸講座年間表

1月 つわり7月前立腺肥大
2月生理痛8月膀胱炎
3月声がれ9月円形脱毛
4月ノドの異物感10月魚の目
5月五十肩11月お灸雑話1
6月12月お灸雑話2
今年は昭和の名灸師深谷伊三郎の書いた「灸堂臨床余録」から様々な症状に対する灸治療を紹介します。
お灸は反応の出ているツボに熱さが通るまですえるのが原則です。きちんと治すにはまず正確な診断が必要ですが、医者にかかる前に自分で試してみるのにこうした知識は役に立ちます。しばらく試してみて効果がないときは来院の上ご相談ください。

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